先日、いつも僕が通っている美容室で店長さんと話をしていたときのことです。
どうも、分譲マンションを見に行ってきたそうです。
賃貸で家賃払っていて、家賃と同じぐらいの支払いでマンション買えるんだったら、そっちのほうがいい、とのこと。
新築マンションだそうで、そのときに業者の人から、マンションの代金のほかに、諸経費が200万円かかります、と言われたそうです。
「諸経費ってナニ??」が、率直な感想だったそうです。
僕は司法書士ですから、こうしたマンションなどの売買の決済に立会うのも仕事のひとつなので、
諸経費の内容はだいたいわかります。
おそらく、仲介手数料や、銀行の手数料、保証会社の保証料、登記費用、火災保険、固都税の清算金、などなどではないでしょうか。
と、聞いてみると、「そうです、そうです、そんなこと言ってました。けど、よくわからないんですよね~。」
「そうなんですね。僕、司法書士なんです。そういう不動産の決済の立会もやってるんですよ」と言うと、
「へえ~、そうだったんですか~~。登記費用は45万円かかるって言われました。めっちゃ高いですね。すごい儲かりますね!で、登記ってなんすか?」と・・。
「その、登記費用45万っていうのは、3分の2か、4分の3ぐらいは法務局に支払う税金ですよ~。
登記っていうのはですね。。。」
と、登記の内容なども説明すると、びっくりしていました。
諸経費の内容について詳しくは教えてもらえなかったようで、ついでに、司法書士は自分で選ぶこともできる、ということもお伝えすると、それも全く知らなかったようです。
まあ、業者さんが嫌がるかも?しれませんけどね。
お家を買うとき、いろいろな経費が掛かります。
何が何の費用なのか、訳が分からなくなるほどサインする書類も多いでしょうが、支払うのはご自身ですから、その内容はしっかり理解しておきたいものですよね。
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